オカムラ ラボラトリー[研究施設]総合カタログ Vol.6 85-86(86-87)

概要

  1. 実験室
  2. ヒュームフード(局所排気装置)
  3. ヒュームフードの性能試験規格
  1. 85
  2. 86

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ヒュームフードの性能試験規格 オカムラのヒュームフードは自社にテストルームを設け、 国内法規および米国・欧州の性能試験規格に準じた試験を実施しています。 ■海外の性能試験規格 1.米国規格(ANSI/ASHRAE110-1995) ASHRAE(米国暖房冷凍空調学会)が発行し、ANSI(米国規格協会)が認定しているヒュームフードの性能試験方法です。 この規格は再現性のある試験方法を規定したもので、具体的な基準値は設けていませんが、他規格を参照することにより、試験結果を有効に活用すること もできます。 ■国内の性能試験規格 日本国内にはヒュームフードの性能試験方法を定めた規格はありませんが、労働安全衛生法の有機溶剤中毒予防規則及び特定化学物質障害予防規則 で運用時の安全性基準が定められており、該当する物質を取扱う場合はその基準を遵守する必要があります。 また近年は、性能要件を満たせばプッシュプル型換気装置(密閉式・水平流・送風機なし)として運用することも可能になりました。これにより排気風量を 低減することができ、省エネルギー化につながります。しかしながら、実験室環境での漏洩要素として、①外乱(人の動き・空調機器位置・窓や扉の開閉)、 ②ヒュームフード内の設置機器、③ヒュームフード内で発生する有害物質の発散速度(高熱を伴う実験環境)、④VAVなどの応答性能や給排気風量のバラ ンス、等が考えられ、導入後には、排気ファンの回転数低下、スクラバーの目詰り、ダクト内堆積による風速低下等も考えられるため、十分なマージンを考 慮する必要があります。 局所排気装置 プッシュプル型換気装置 有機溶剤中毒予防規則 制御風速:0.4m/s 以上 平均風速:0.2m/s 以上 ばらつき:平均風速の±50% 以内 特定化学物質障害予防規則 制御風速:0.5m/s 以上(ガス状物質)      1.0m/s 以上(粒子状物質) 抑制濃度:ヒュームフード外側で許容値以下 項目 試験概要 風速測定 サッシ開口部を縦横均等に分割して、その中心点の風速を測定し、平均値と最大・最小値を記録します。 気流可視化試験 発煙装置などで局所的・全体的に放出させた気流を目視観察します。逆流等なく排出されることを確認する とともに排出時間と気流を記録します。 <観察箇所> サッシ開口部周縁 サッシ開口部から約150mmの作業面上 ヒュームフード内の後面部から約200mmの作業面上 封じ込め試験 ヒュームフード内部でトレーサーガスを放出させ、ヒュームフード前面の漏洩濃度を測定します。放出器は ヒュームフード内部の左・中央・右に設置し、各位置で試験を実施します。 トレーサーガスには、六フッ化硫黄(SF6)ガスを使用します。  定位置試験 トレーサーガスを放出し、ヒュームフード前面のマネキンの呼吸域の漏洩濃度を5分間測定します。 結果は測定条件に応じた性能等級で示されます。  製造時試験:AMyyy(As Manufactured)  設置時試験:AIyyy(As Installed)  使用時試験:AUyyy(As Used)  ※yyyはコントロールレベルを示す。  走査試験  サッシ移動効果 サッシ開口部周縁を走査し、漏洩濃度を測定します。 サッシを開閉させ、マネキンの呼吸域の漏洩濃度を測定します。 結果は測定条件に応じた性能等級で示されます。  製造時試験:SMC‒AMyyy(As Manufactured)  設置時試験:SMC‒AIyyy(As Installed)  使用時試験:SMC‒AUyyy(As Used)  ※yyyはコントロールレベルを示す。 VAV応答性試験 サッシを開度25%から全開させ、設計風速になるまでの時間を測定します。 気流可視化試験 風速測定 封じ込め試験 85 ヒ ュ ー ム フ ー ド ヒュームフード 概 要 レジェール ベ ル デ 卓上フード 局 所 排 気 シ ス テ ム 屋 上 設 置 スクラバー 排気ファン ダ ン パ 実験台概要 ボ ラ ン チ リフォルマ フリーウェイ ウェットラボ SF-Ⅱ SC プラティコ 天 秤 台 測 定 台 除 振 台 圧力調整器 フリーウェイ ドライラボ リ ベ ル テ 流 し 台 作 業 台 ワ ー ク デ ス ク 収 納 チ ェ ア ス ツ ー ル シ ェ ル フ そ の 他 ク リ ー ン ル ー ム バ イ オ ハ ザ ー ド ケ ミ カ ル ハ ザ ー ド 動 物 飼 育 恒温恒湿室 実 験 室 ・
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2.欧州規格(EN14175-3:2003) 3.仏国規格(NF X 15-211:2009) CEN(欧州標準化委員会)が認定しているヒュームフードの型式試験方法です。 米国規格同様に具体的な基準値は設けていませんが、欧州各国の安全基準値を参照することにより、試験結果を有効に活用することもできます。 AFNOR(フランス規格協会)が定めたダクトレスヒュームフードの性能試験規格で、試験方法とともに基準値が定められています。 またダクトレスヒュームフードについて国家規格として定められたものは、本規格しかありません。 ロバストネス試験アウターメジャメント試験インナーメジャメント試験 項目 試験概要 排気風量測定 ダクト内風速を測定し、ダクトの断面積から風量を算出します。 風速測定 サッシ開口部の各測定点の風速を測定します。 圧力損失測定 ヒュームフード末端ダクト部の静圧を測定します。 換気効率 サッシ最小開口で放出したトレーサーガス濃度の規定値からの減衰の経過を測定します。 封じ込め試験 ヒュームフード内部でトレーサーガスを放出させ、フード前面の漏洩濃度を測定します。 トレーサーガスには、六フッ化硫黄(SF6)10%、窒素(N2)90%の混合ガスを使用します。  インナーメジャメント サンプリングプローブの中心からヒュームフード内部に放出されたトレーサーガスの漏洩濃度をサッシ開口部 の各測定点で360秒間測定します。  アウターメジャメント ヒュームフード内部で放出されたトレーサーガスの漏洩濃度をヒュームフードの外側で780秒間測定します。 測定中にサッシの開閉をし、その影響も確認します。  ロバストネス ヒュームフード前面に立てられた平板を1.0±0.1m/sで左右に移動させ、トレーサーガスの漏洩濃度を ヒュームフード外側で測定します。 項目 試験概要 風速測定 欧州規格(EN14175-3)に準拠した方法で、サッシ開口部の各測定点の 風速を測定します。 〈基準値〉 各測定点の平均風速:0.4m/s以上 封じ込め試験 欧州規格(EN14175-3)に準拠した方法で、インナーメジャメント試験を行 い、サッシ開口部の各測定点でトレーサガスの漏洩濃度を測定します。 〈基準値〉 各測定点の漏洩濃度:0.1ppm 以下 ろ過性能試験 ヒュームフード内部で一定濃度の化学物質を気化させ、フィルター排出点 における濃度を測定します。 〈基準値〉 検出濃度:曝露限界値(TLV値)の1%以下 86 ヒュームフードの性能試験規格 ■ レジェール ベ ル デ 卓上フード 局 所 排 気 シ ス テ ム 屋 上 設 置 スクラバー 排気ファン ダ ン パ 実験台概要 ボ ラ ン チ リフォルマ フリーウェイ ウェットラボ SF-Ⅱ SC プラティコ 天 秤 台 測 定 台 除 振 台 圧力調整器 フリーウェイ ドライラボ リ ベ ル テ 流 し 台 作 業 台 ワ ー ク デ ス ク 収 納 チ ェ ア ス ツ ー ル シ ェ ル フ そ の 他 ク リ ー ン ル ー ム バ イ オ ハ ザ ー ド ケ ミ カ ル ハ ザ ー ド 動 物 飼 育 恒温恒湿室 ヒュームフード 概 要 実 験 室 ・

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