2017-2018年版 オカムラ総合カタログ[価格改定版] 5-6(6-7)

概要

  1. 巻頭
  2. オカムラのものづくり
  1. 5
  2. 6

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創造の源泉-企画立案から製品発表まで-企画部門が進行管理を行い、各部門との調整を図りながら、企画の立ち上げから完成まで導いていきます。ユーザー調査外部との共創研究企画立案時代の潮流や市場の動向、顧客からの声など、多方面から情報を収集・蓄積して企画の構想づくりに生かしています。家具、インテリア、車、素材などの国内外の見本市や展示会には、開発に関わる者が視察を行い、自身の目で見て、実際に体感して本質を見極める目を養うことを大切にしています。そして、これまで集積してきた情報やデータをもとに、新製品の構想を練ります。人間と家具の関係や新しい技術、素材の開発など、大学や研究機関との共同研究を行ったり、公共施設向け家具開発では、住民の方の意見を直接聞いたりして、家具づくりに役立てています。また、社内に共創空間を設け、有識者を招いた講演会やワークショップを開催し、外部からの知見を取り入れる活動も行っています。例えばイスの開発では、性別・身長を入力し、座面、背もたれの適正な体圧分布を導き出す「エルゴノミック・シーティング・シミュレータ」をはじめ、科学的な視点によるさまざまな研究を行い、身体に最適なイスの開発を行っています。また、社外の研究機関や大学などと連携し、「働く」に関するさまざまな研究を行っています。プロジェクトを立ち上げ、部門の垣根を越えてチームを結成し、多様な意見や考えを取り入れながら企画内容を練っていきます。家具や空間のデザイナー、色・素材・仕上げのディレクションを行うCMFの担当者らと企画内容をブレストし、ターゲットプライスや販売台数、機構部分やテクスチャーを含む、製品の大きな方向性を決定。その後、プロダクトデザイナーに引き継がれます。05
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企画構想をもとに、デザイン画の作成、模型や試作での検討、素材や機構の開発など、プロジェクトメンバーと協働しながら具現化していきます。意匠再考モックアップの検討解析製造面の検討CMF試作企画部門で練られた構想をもとに、フレーム、脚部、背、座、機構部分といった製品の骨格となる部分を、全体の調和を考えながらデザイン画に起こしていきます。その手法は、スケッチ、原寸図面、CAD、模型など、さまざま。新しい素材や技術開発にも積極的に挑戦し、デザインを創りあげていきます。プロジェクトメンバーと意見を交わしながら、問題点や改善点の洗い出しを行います。デザイナーはそれを受けてデザインを練り直し、模型を製作して立体物での検討も行い、プロジェクトが目指す方向に向かってデザインを昇華させていきます。完成した試作品をもとに、企画とデザインの担当者と工場の各部門の担当者によって製造についての検討を行います。使用する素材をはじめ、部品の数や種類、構造や機構部分を決定し、製造や組み立ての仕方についても検証します。デザインはこれを受けて、再度、見直しを図っていきます。製品の強度の検証は、コンピュータによる解析と専用の試験機による模型や試作品を使った試験の2つの方法で行います。特にイスは体が直接触れるものなので、実際に座って確かめることを大事にしています。イスの検証では、木枠やスチールパイプなどで最終形状を再現した試作をつくり、人が座って感じるたわみや衝撃をデータ化して分析します。製品が完成する数カ月ほど前から、製造部門では工場での製造の流れと組立の構想を練っていきます。すべての部品の数や種類、本体の構造や機構を熟知して、短時間で効率よく組み立てられる方法を考えます。特に調節レバーなどの機能部品が多く取り付けられたイスは、機構部分が細かく複雑なので、念入りに検討します。CMF部門では、色・素材・仕上げの視点から提案を行い、デザインの統制を図ります。家具の開発では、時代の潮流や市場の動向を写真や言葉に置き換えたイメージボードを作成し、それをもとに時代性を反映させたCMFを提案します。製造部門には、デザインの検討や強度試験のための模型や試作品をつくる試作職人がいます。メッシュ素材を試作のフレームに張るのは、熟練した技術をもつ専門の職人が手作業で行います。生地の種類や方向によって収縮率が異なる複雑な性質をもつので、アナログですが手作業でないとつくり出せないからです。機能面や美しさも含めて試作を繰り返し、調整を図っていきます。感性の具現化-アイデアや構想を形にしていく-THECREATIONOFNEWVALUE06

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