ミュージアム総合カタログ Vol.1 47-48(48-49)

概要

  1. 展示ケースの構成と性能
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○ エアタイト評価方法・ ・空気交換率 トレーサガスを用いた24時間当たりの換気回数を数値化したものです( JIS A 1406)。展示ケース では窒素ガス(N2)を一般的に使用して評価します。(→P.137参照) オカムラの展示ケースエアタイト基準は以下の通りです。 壁面展示ケース0.5回/1日以下  独立展示ケース0.3回/1日以下 ※さらなる高気密性能の展示ケース製作も承ります。 ・温湿度測定 データロガーにてケース内外の温度・湿度を1週間測定し、ケース内部の湿度変動推移でエアタイト を判定する社内基準。ケース内湿度変動が1週間で±5%以内を合格とする。 ※調湿剤セッティングの際の室内湿度が、調湿剤設定湿度と同等にすることが前提 室内空調 展示室 展示用に調湿された空気 室内空調の空気 エアタイト ケース熱対流 調湿剤 [ 展示空間 ]保存技術 「保存展示」のために重要な考慮事項である、「エアタイト」と「ノンエアタイト」の機能を 比較します。それぞれのメリットとデメリットを把握し、館の状況や作品に合わせてお選 びください。 ○ エアタイト式・ 展示ケース外部の空気(保存に悪影響のある)のケース内部進入を 防止し、ケース内部の湿度を安定させるとともに、ホコリや害虫・有害 ガスなどの侵入を防ぎます。展示ケースがエアタイトを形成する構 造になっています。 オカムラでは、エアタイトラインに鋼板(0.8㎜厚以上)を使用するこ とで堅牢で耐久性のある仕様となっています。エアタイト式の場合、 内装材の微量な放散ガスが滞留しやすくなります。 ○ ノンエアタイト式・ 展示ケース外部の空気をケース内部に取り入れます。展示ケース外 部の空気が清浄であることが前提です。 展示ケースの構成と性能 ケース内空気がほぼ密閉されます。 ・劣悪な外気のケース内流入を防止。 ・・調湿剤の効果を最大限に発揮し、急激 な湿度変化を防止。 ・・他館との展示品貸し借り条件にも含ま れる場合があります。 ・・空気交換率で評価します。ケース納品 時に要望に応じて測定いたします。また は温湿度測定でエアタイトを推定する 方法もあります。 ・・換気されにくいため、内装材からの微量 な放散により、ガスの濃度は上昇しやす い環境です。 室内空調 展示室 展示用に調湿された空気 ノンエアタイト ケース熱対流 ケース内空気が密閉されません。 ・外気がケース内に入り込み、同調します。 ・ケース内のガスは換気されやすい環境。 ・エアタイトに比べ低コスト。 ・・ホコリや虫などの出入りを遮断します。 ・展示室内の温湿度変化に影響されます。 ・・重要文化財クラスの展示は不可の場合 もあります。(国内の場合) 47 ・
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○ 耐震・ ・基準 展示ケースの耐震性能は、官庁施設の耐震計画基準にのっとり、水平加速度0.6G垂直加速度0.3G対し て転倒・破損・故障が無いこととします。強固な下地軸組材で構成し、床・壁・天井の躯体にアンカーボル トにて固定をします。 ※詳しくは、各現場の施工管理者様と協議の上決定いたします。 [ 地震対策 ]展示設備 保存技術 ○ 方式・ ・円弧状レール式 ・すべり式 ○ 形状・ ・大型免震装置 ・小型免震台 ○ 免震・ 免震の方法は大きく分けて、床免震、個別免震、建物免震の3種類があります。オカムラでは、展示什器そ のものが揺れを大幅に低減し、展示品への影響を軽減する免震機構を取り入れた免震展示ケースと免震 展示台をラインナップしています。 大型免震装置 円弧状レール式 小型免震台 すべり式 こちらから免震実験の動画をご覧いただけます。 http://www.okamura.co.jp/public/museum/menshinjikken/ ▶ こちらからすべり式免震システムの動画をご覧いただけます。 http://www.okamura.co.jp/public/museum/menshinsystem/ ▶ 48 展 示 ・

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