金融店舗総合カタログ Vol.7 改訂版 6-7(8-9)

概要

  1. コンセプト
  2. エコロジー
  1. 6
  2. 7

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ECOLOGY生物多様性保全に向けた取り組みオカムラグループは、私たちの事業活動が生物多様性からの恵みを受けて成り立っていると同時に、生物多様性に影響を与えているとの認識に立ち、企業としての社会的責任を果たすため、生物多様性の保全と資源の持続可能な利用をめざすアクション「ACORN(エイコーン;英語で“どんぐり”の意)」をグループ全体で推進しています。ここでは、「ACORN」における考え方や目標を表した3つのアクションプランと、各プランでの取り組みについてご紹介します。ACORNで掲げる「3つのアクションプラン」オカムラグループでは、ACORNで次の3つのアクションプランを設定し、継続的に取り組むとともに、アクションをステップアップさせています。act-1act-2act-3木材利用による森林健全化自然環境に学ぶ環を広げるわオカムラグループでは、生物多様性を支える基盤である森林から産出される木材をオフィス家具などの製品の材料や素材に使用しており、木材利用はグループの事業活動において最も生物多様性と関わりの深い部分であると考えています。2009年に策定した「オカムラグループ…木材利用方針」に基づき、環境や生物多様性に不適正な影響をもたらす可能性の大きい木材の利用を避けるとともに、森林認証木材や国産材、廃材利用のリサイクル材など、環境への影響が少ない木質資源の利用拡大につながる製品開発を進めています。act-1:木材利用による森林健全化オカムラグループ木材利用方針1.2.以下の木材を利用しません。以下の木材の利用を拡げます。1)…絶滅危惧種2)…違法に伐採・生産・取引された木材3)…森林生態系や地域社会に悪影響を与えている木材1)……信頼のある森林認証を受けた木材…(または同等の証明のある木材)2)…建築廃材、リサイクル材3)…国産材・地域材ACORN特設ページhttp://www.okamura.co.jp/company/csr/acorn/index.htmlWebオカムラグループでは、生物多様性の意義や重要性に関して、従業員の意識向上を目的に、新入社員教育や部門教育などの環境教育を随時実施しています。このような独自の教育プログラムとあわせて、体験型の教育や外部講師による研修会などを継続的に実施し、生物多様性について深い認識を持つ人材の育成を行うとともに、習得した知識や感性を製品開発などの業務に反映していきます。act-2:自然環境に学ぶオカムラグループは、木材利用における取り組み(act-1)と環境教育で培った知見(act-2)を、グループ内から社会へ広げていくことで、ACORNの環を社会へ拡大したいと考えています。そのために、お客様から一般の方々までわかりやすくACORNの活動を伝えるとともに、ステークホルダーの皆様との双方向のコミュニケーションに努めていきます。また、地方自治体やNGO、専門機関の方々と連携して、地域社会とともに生物多様性保全に向けた取り組みも進めていく予定です。act-3:環を広げる6
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Ecology「HAGI/Kagoshima」納入事例…鹿児島銀行様…中央支店「mo・ku・ri/Kumamoto」地産地消と地域経済の活性化に貢献地域の森林の適切な整備と、そこから産出される木材の利用促進は、多様な環境保全機能の維持に加え、地元の林業の再生など地域経済の活性化にも寄与します。オカムラは、木質資源の利用において地域とのつながりを重視し、各地域の森林組合や加工業者との連携を強化し、オカムラとして木材利用を進めるとともに、地域の産業の発展に結びつけています。鹿児島県・熊本県との取り組み森林が県土面積の6割以上を占める鹿児島県と熊本県には、良質なスギ林が豊富に存在しています。そこで生育した木材を使用し、オカムラの持つノウハウを活かして、デザイン性と機能性を兼ね備えたオフィス家具を開発しました。地域の工場と密接な連携体制を構築し、地域の中で製材・二次加工を行う、メイドイン鹿児島、メイドイン熊本のオフィス家具を製品化し、普及に努めています。「HAGI/Kagoshima」「HAGI/Kagoshima」は、鹿児島県産材を使用した製品の開発・普及を目的に鹿児島県が進めるプロジェクトにオカムラが参画し、同県との協働により製品開発を行いました。デスクシステムをはじめ、カウンターや収納、ベンチといった多様なアイテムを取り揃えており、オフィスや公共空間などのさまざまな分野での導入が進んでいます。「mo・ku・ri/Kumamoto」「mo・ku・ri/Kumamoto」は、熊本県農林水産部林業振興課の委託事業により、熊本県産材を用いて開発された製品で、2013年3月に発売を開始しました。地域の木工家具工場での製造しやすさをテーマに、スギ特有の木もく理り※を活かしたベーシックファニチャーシリーズです。※木理…:…木の断面や鉋削面に現れた木材を構成する組織の配列や、大小、性質などに基づく材面の状態。木目。地域木材の利用を広げる木材利用に関するオカムラの考え方国内の森林において約4割という大きな割合を占める人工林の荒廃をくい止め、健全な状態に保っていくためには、木を「植える」「育てる」「収穫する」という長期にわたるサイクルを確実にまわしていくことが必要です。こうしたサイクルを持続させていくうえで、育て、収穫する過程において、木材を大切な資源として活用していくことが欠かせません。オカムラグループでは、森を育てる過程で発生した間伐材、収穫の際の主伐材を利用して製品化し、広く販売することで、経済効果を生み出し、森林整備の役割を担う林業の活性化を通じて健全な森づくりに貢献しています。人工林の健全なサイクル主伐材利用間伐材利用植える育てる収穫する国産材を利用した家具「HAGI」シリーズHAGI(ハギ)」シリーズは間伐材や主伐材を有効利用したデザイン性の高い木製家具です。各地域の多様な木材に対応可能です。7

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