Swift[スイフト] 3-4(4-5)

概要

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オカムラでは、研究機関および研究者のご協力のもと、上下昇降デスクで仕事を行う際に姿勢が身体に与える影響を検証する実験と、オフィスワーカーに与える効果を探る2つの実証試験を実施しました。これらの検証から、「立ち仕事×座り仕事」を組み合わせることが、健康状態にも、仕事への集中力や「やる気」にも、さまざまなプラスの効果を生むことが明らかになりました。働く姿勢を変えることは、なぜ大切なのでしょうか。※上記1-1∼1-3の実験はすべて、作業開始から120分の時点で比較しています。出典:高さ可変デスクを使用したデスクワークへの立位姿勢の導入が身体違和感,疲労,下腿周径に及ぼす影響.労働科学,Vol.90(4),2014Reference立ち仕事×座り仕事が、もっとも疲れにくい立ったり座ったりを繰り返すと、足がむくみにくいポジションチェンジで、眠気が抑えられる傾向に立ち仕事を加えると、腰の痛みなどの自覚症状が軽減弱強座位立位座位/立位座位立位座位/立位小大弱強座位立位座位/立位弱強座位座位/立位公益財団法人大原記念労働科学研究所との共同実験※(2014∼15年)よりStudy11-11-21-31-4身体への効果「立ち仕事×座り仕事」の組み合わせが人の身体に与える効果2パソコン作業中に立ったり座ったりを定期的に繰り返した実験参加者は、座りや立ちの姿勢を続けた人に比べて疲労度が低いという数値が出ています。姿勢を変えることで身体への負荷が分散され、疲れにくくなることがわかります。作業の前後でふくらはぎの周囲を測ったところ、「立ち姿勢だけ」「座り姿勢だけ」の人と比較して、その両方を定期的に繰り返した実験参加者は周囲の増加量がもっとも少なかったという結果が出ました。姿勢を変えることは、むくみにも有効だと言えそうです。集中力を妨げる眠気は、仕事効率にとっての大敵。実験の結果、「座り姿勢」を続けると、「立ち/座り」を繰り返した場合や「立ち姿勢」を続けた場合よりも、眠気の度合いが高いことがわかりました。仕事の効率向上には姿勢を変えることが大切だと考えられます。2時間「座り仕事」を続けるよりも、1時間ごとに10分から40分の「立ち仕事」を加えた方が、「腰の痛み(違和感)」に対する自覚症状が軽減するという結果が出ました。背中や腰の調子を整えるためにも日頃からこまめに立ち姿勢を取り入れることが大切です。
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32-12-22-3週末にも仕事に向かう活力心身のストレス反応が減少より静かな良い睡眠が得られる座位期間立位期間減少増加座位期間平均立位期間平均座位期間平均立位期間平均Study2プラスアルファの効果杏林大学医学部古賀良彦教授監修による実証試験※(2015年)より「立ち仕事×座り仕事」の組み合わせがオフィスワーカーにもたらす効果座り仕事を続けた期間に比べ、立ち姿勢を取り入れた期間では、平日睡眠時のアクティビティインデックス(体の動きの指数)の低下が確認され、睡眠の質が高まっていると考えられます。疲労感、不安感、抑うつ感、食欲不振、不眠に関するストレスチェック項目の合計点数の変化量が、座位期間に比べて立位期間では減少が確認されました。週末になっても「仕事に向かう活力」が、座り続けた期間に比べて、立ち姿勢を取り入れた期間で有意に高くなることが確認されました。※実際のオフィス環境での検証を行うため、体の動きを検知するアクチグラフを実験参加者の腕に装着し、2週間の試験期間中、1週間は座位のみ、もう1週間は立位を取り入れて通常勤務を行ってもらったものです。

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