ミュージアム[美術館・博物館]総合2019-2020 51-52(52-53)

概要

  1. ミュージアムを構成する要素
  1. 51
  2. 52

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性能・色の再現性を表す平均演色評価数では、Ra90以上を推奨します。・文化財の素材・材質によって、適するランプの色が異なります。LEDはランプの色温度を可変できるタイプがあります。可変幅は、電球色~白色まで。・(調光範囲10%〜100%)手元操作で、最適な照度を設定できます。調光・調色のコントロールは、一括回路と個別回路の選択が可能。コントローラは、一般的にはケース自身のパネル内部に設置します。次世代の照明器具として注目されているのが有機ELです。極薄の発光パネルで、紫外線・赤外線がほとんど出ない環境にやさしいデバイスです。色温度によっては、LEDの寿命に迫る製品も発売されており技術は日進月歩です。やわらかい光の特性は、蛍光灯に替わるベース照明としてオカムラでは研究・開発を進めています。性能・Ra85以上(デバイスメーカーによりバラつきあり)・3000K、4000K(デバイスメーカーにより調色機能付きも可能)・10~100%LED照明・・・有機EL照明・展示ケースの構成と性能パネルサイズ(外寸参考)タテヨコ厚み*パネル192.499.22.28パネル290901.11(単位:㎜)*厚みはコネクター部は含みません。デバイスメーカーによりサイズは異なります。上記数値はあくまで参考です。有機ELパネルを用いた展示ケース照明のお問い合わせは、担当者へご連絡願います。51
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[内装]展示設備保存技術建材に含有する微量のガスが展示ケース内の空気環境に悪影響を及ぼし、特にエアタイト性能の場合、放散されるガスが抜けにくくなるためその傾向が多く見られます。そのため、展示ケース内装材に使用する建材、接着剤等の副資材はVOC及びアンモニア、酸性物質をなるべく含まない材料を選択することが必要です。オカムラでは、内装下地に合板を使う場合、出荷前の充分な枯らし・指定接着剤使用・防虫カプセル内蔵の「インセクターボード」使用を推奨しています。(→P.117参照)また壁面にクギ又はピン打ちを行わない場合は、内装下地材には木質系ではなく、人工木材やプラスターボードの使用もご提案いたします。※展示ケース内空気環境を最適に保つために展示ケースの定期的な換気は必要です。(→P.55参照)[外装]展示設備ガラス以外の外部仕上げは、スチールパネル・焼付塗装を標準とします(色はご指定色)。他にシート張り、木質仕上げにも対応できます。巾木については、一般的に隣接する壁の巾木高さと合わせます。詳しくは、担当者へお問い合わせください。クギまたはピン布クロスインセクターボードプラスターボード(下地)エアタイト鋼板52展示

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