ラボラトリー[研究施設]総合カタログ 2019-2020 53-54(54-55)

概要

  1. 納入事例
  1. 53
  2. 54

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53納入事例Interview▶プロジェクトデータ所在地:山口県山口市小郡上郷5408-12018年5月完成・運用開始公益財団法人山口県予防保健協会食品環境検査センター 粉砕した食品の粉末などを強力に吸引する特殊仕様のヒュームフード。 ヒュームフードを集めた専用のエリア。実験の特性に合わせて、一つひとつ異なる仕様を備えた機器が並ぶ。コンセント数や位置などについても、使い勝手を考慮している。 各フロアに設けられている中央廊下。左右の各部屋は全てガラス張りのため歩きながら全体を見渡すことができる。  執務室や会議室まで、施設全体をラボにふさわしい清潔感のある白で統一。 資料を一元管理するための資料保管室。スライド式三重連棚で大量の資料保管が可能。 機器洗浄などを行うため、流し台を集めたエリア。乾燥用ラックも用意。 酸をメインで使用する検査室。実験台は木製、ヒュームフードは塩ビ製を用い、酸による腐食を防止。 薬品や検体などを保管するためのバックヤード。さまざまな検査に対応できるように十分なスペースを確保。136885673152247994
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54転載不可久保順センター長環境計量士(濃度関係) 食品検査フロアのメインとなる検査室。実験台間や通路にもゆったりとしたスペースを確保している。フリーアドレスで多くの検査員によるさまざまな作業が同時進行。間仕切りなどもなくして、検査員同士のコミュニケーションが取りやすいようにしている。新生児から高齢者まで、誰もが健康で、安心して暮らせる社会づくりに寄与 当協会は健康の保持増進、生活環境の保全など、公衆衛生の向上を図るための業務を行う公益財団法人です。 食品環境検査センターは、食品衛生法に基づく残留農薬検査をはじめ、動物用医薬品検査、栄養成分検査、微生物検査。水道法に基づく水質検査、計量法に基づく環境水・工場排水の水質検査を行なっています。 大小さまざまな法人や個人、行政機関から依頼される検査は年間約16,000件。厚生労働省登録検査機関と国際規格ISO17025のダブルライセンスを持つ検査機関として、最新の分析機器をいち早く導入して研究を重ねるとともに、信頼性の高い検査結果の提供を第一の目標としています。 これまでの施設が手狭になってきたことと、TPPの施行などによる検査ニーズの高まりを見越して、約2倍の規模の新しい食品環境検査センターを完成させました。新しい食品環境検査センターのコンセプトは「一体感」 食品環境検査センターを新しくするにあたって、めざしたのは、当センターとしての一体感、従業員間の一体感、そしてお客様との一体感です。そのために中央廊下を境として、左右の検査室を全室ガラス張りとし、中の様子を一望できるつくりとしました。これにより、リーダーとスタッフの距離が縮まり、見学に来られるお客様への信頼感も深めることができたと思っています。 さらに、検査室のエリアは、なるべくドアを設けない開放的なつくりとしました。これは従業員間の交流やコミュニケーショ多様化、国際化する検査ニーズに応えるために、より充実した施設へ1010ンを促し、相談や打ち合わせなどをしやすくすることで業務を活性化していくのが狙いです。 当センターは、お客様への施設公開を原則としており、検査施設や検査機器を身近で見ることで信頼性や安心を感じていただいています。リクルート面でも、大学等へアピールすることで優秀な職員の採用につなげたいと考えています。一つひとつの検査の特性に合わせたオーダーメイドの検査室づくり 検査員の動きに合わせた実験装備の配置、実験台間の通路幅をはじめ、各検査室についても今までの施設とは比べものにならないほど使いやすくなりました。これは我々の意向を伝えながら、専門のコーディネーターのアドバイスをいただけたことが大きいと思います。 機械音の大きい装置に対する消音設備には驚いています。以前は会話もできないくらいの音だったのが本当に静かになりました。熱源のある装置に対しても、隔離できる小部屋を提案していただいて、良かったと思います。 塩酸や硝酸などを用いる検査室では、スチールフリーの実験台を採用し腐食を最小限に抑えたり、食品の粉砕を行う場所では特殊な吸引装置を付けるなど、さまざまな工夫をしていただきました。地震対策でも、実験台を床に固定することで地震の時の避難通路を確保したり、飛び出し防止機能付きの収納庫も採用しました。 これからも、この施設をフル活用して、食品や飲料水の検査に対する時代のニーズに応えながら、私たちも成長していきたいと考えています。 (2018年取材)

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