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イノベーションの創出とコミュニケーションの活性化で新たなもの創りを目指した施設新日本理化グループは、創業から105年目を迎える化学メーカーです。ビジョン2030「BethebestSPICE!」のもと、キラリと光る唯一無二の新素材で、社会をより豊かに、人々をより健やかにするため、日々、研究開発を進めています。新たに建設された研究開発拠点である京都R&Dセンターでは、「開放」「融合」「挑戦」をコンセプトに、保有技術と研究テーマの開放、社外の知との融合や各部門間の連携のもと、コミュニケーションを活性化させる空間で、イノベーションを創出し、新しい価値の提供を進めています。新日本理化株式会社施設の紹介動画はこちら京都R&Dセンター新日本理化株式会社LABORATORYGALLERY∼ラボラトリー納入事例∼
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まず人と情報の集まるコミュニケーションの取れる研究所をつくりたい、お客さんに見せる・魅せる研究所にしたいとの思いがありました。そこでお客様や大学のセクションとアメーバのように色々な人や情報を取り込み一緒になって新しい事業に挑戦したいとの思いがあります。こちらが、研究所のコンセプトである「開放」「融合」「挑戦」に繋がっています。新しい研究所をつくる機会は一生に一度との思いで、研究のすべてを刷新するチャンスや楽しみとして皆で取り組んでいました。研究所をつくるにあたり、目指したもの・想いをお聞かせください。研究テーマごとに個室に分かれており、朝から晩まで籠りがちで、メンバー間の交流が生まれにくく、そのため、技術や情報の共有もしにくい環境でした。また老朽化した施設の環境的にお客様をお招きするのをためらってしまい、外部との交流も限られていました。移転前はどのような悩みがありましたか。現在、研究者同士がコミュニケーションを取ることが日常となっています。特に、上下階を行き交うさまざまな人々が集まる中央エリアに「マグネットエリア」として設けた場所は、非常に効果的です。以前は異なる研究チームの人々との対話がほとんどありませんでしたが、マグネットエリアでは部署を超えた会話が日常的に行われています。当初の狙いであった内部の交流にも成果はありましたか。最大の変化は、外部との交流が増えたことです。現在、京都R&Dの見学会だけで年間約60件の来訪があります。研究者たちが普段接触がないお客様や大学とも積極的に交流する文化が根付いたことで、共同開発や多様なイノベーションが生まれています。京都R&Dセンターが開設して3年経ちますが変化を感じていますでしょうか。研究開発本部長兼R&Dセンター長水谷利洋新日本理化株式会社京都R&Dセンター所在地:京都府相楽郡精華町竣工:2021年5月エントランスコミュニケーションと交流を考えた空間づくりを若い人たちが中心となって外部との融合を進めてほしいです。また、当社は環境を軸に、ライフサイエンス、モビリティ、情報通信を重要な分野と位置づけており、新しい取り組みとして、末端製品からのアプローチをし、我々の素材がどのように利用され、どのような真のニーズがあるのかを追求しています。京都R&Dセンターは、このような革新的な活動に適した環境を提供し、我々のビジネスに大きな変革をもたらすと信じています。最後に、未来に向けてさらにチャレンジしたいことを教えて下さい。Interviewお客さまに
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