ミュージアム[美術館・博物館]総合2019-2020 33-34(34-35)

概要

  1. 納入事例
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大学の貴重な資料を保管・展示。距離感の近い鑑賞体験 大学校舎の1階に新設された待望の資料館で、大学や郷土の歴史、各学部研究科が所蔵する貴重な資料のほか、現在進められている研究内容が展示されています。パーティションで区切られた複数の空間に、壁面と独立展示ケースによる展示構成がとられました。展示品の中には、旧制弘前高等学校出身である太宰治の自筆ノート等があり、その展示には自然で距離感の近い鑑賞環境を実現する行灯型四面ガラスケースを用いました。壁面の下地には、防虫・有害ガス対策としてインセクターボードを採用しています。1.大学の歩みを展示するコーナー。手前の行灯型ガラスケース内に展示されているのが太宰治の自筆ノート。2.学部研究科ごとに所蔵資料・研究成果を展示。3.郷土資料の展示コーナー。納入事例12弘前大学資料館所在地:青森県弘前市文京町1番地弘前大学文京町地区キャンパス内教育学部棟1階開館:2012年展示室床面積:約560m2展示設計:RAB開発展示施工:銭高組主なオカムラ製作什器:独立展示ケース13233
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納入事例13国立音楽大学楽器学資料館所在地:東京都立川市柏町5-5-1開館:1976年(音楽研究所内に非公開の展示室を整備)建物規模:地上4階展示室床面積:442m2収蔵点数:約2500点(楽器)改修設計:松田平田設計改修施工:清水建設展示設計・什器デザイン:SPフォーラム主なオカムラ製作什器:壁面展示ケース・独立展示ケース1.壁面展示ケース。ヨーロッパの歴史的楽器のみならず、アジアやアフリカの伝統楽器など、世界各国の楽器を系統的に展示。2.展示室中央に、腰から上がオープンな展示ハイケースを2台設置。四面に埃除けのロールスクリーンを取り付け、支柱の位置は変更可能で、展示替えにも柔軟に対応する。3.可動式の三面ガラス独立展示ケース。4.収蔵庫。資料館は大学の授業で活用される他、週に一度、一般にも公開し、所蔵楽器の保全・修復、調査・研究が行われている。3種の展示ケースを組み合わせ多種多様な楽器を自在に展示 「音楽研究に必要とされる楽器に関する資料を整える」という方針に基づき、系統的な楽器の収集・展示を行っている資料館です。2016年、耐震補強リニューアル工事が行われた大学校舎内に移転オープンしました。展示室のほか、収蔵庫、工房、スタジオも完備。同じ建物内には附属図書館もあり、音楽に関する知識・情報の集積拠点として整備されました。 展示する楽器は、形や大きさが多種多様で、支持の仕方もそれぞれです。また、楽器は音を出すためのものであるため、温湿度の管理が重要です。特に貴重な楽器を展示する壁面展示ケースはエアタイト式で、防虫・有害ガス対策のインセクターボードを下地に採用し、10cm間隔に水平レールを設けたアルミシステムパネルを取り付けました。レールに特注アタッチメントを引っ掛けることで、自由な位置での展示を実現します。143234

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