ミュージアム[美術館・博物館]総合2019-2020 9-10(10-11)

概要

  1. コンセプト
  1. 9
  2. 10

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拡張するミュージアム旧来の白くて四角い箱としてのミュージアムは、展示空間を周囲から隔離し純粋な鑑賞を求めて、作品へのあらゆる干渉を排除する傾向にありました。しかし現在は、より周辺環境や社会との距離を縮めようとするテーマが増え、積極的に共用スペースや屋外へ拡張する展示空間が少なくありません。ミュージアムは社会性を取り戻そうとしているのです。情報伝達やコミュニケーションを目的としたミュージアムも出現していて、ビジネス空間、教育空間にも拡張しつつあります。9
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複合・多機能化するミュージアム特に公共のミュージアムでは、収蔵・展示・調査研究の基本機能を越えた役割が期待されるようになりました。たとえばイベントスペース、レクチャールームなどの市民活動を支援する機能、そして集会スペースや市民の居場所となるコミュニティの場を形成する機能などが増えています。また、劇場や図書館などと一体化して、大きな複合文化施設を形成することで相乗効果を発揮し、利用率の向上、地域活性化、コミュニティの再構築の核とする施設も登場するようになりました。10

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