ホール・議場・スタジアム総合カタログ2020-2021 15-16(16-17)

概要

  1. 納入事例
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  2. 16

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劇場・ホール 日本の舞台芸能の歴史を長い間、見守ってきた東京・銀座の歌舞伎座。1889(明治22)年創設の初代(第一期)歌舞伎座から数えて五期目となる劇場が、2013年新築として生まれ変わった姿をお披露目しました。外観は1950(昭和25)年竣工の先代(第四期)の姿を踏襲しつつ、現代的な複合ビル部分と融合した巨大な和風建築が新たなランドマークとなっています。劇場内部は舞台まわりの寸法や表面的な意匠をそのままに、舞台と客席が近い歌舞伎座の特徴を保ちながら、客席エリアを平面上でわずかに拡大。エントランスホールから入り、3層の客席と左右の桟敷があるという、長く親しまれてきた構成は変えずに、2、3階の勾配を高めて舞台の視認性を向上させ、音響・照明や家具は最新の設備が導入されています。 客席のイスは鳳凰丸の定紋を金糸であしらった張り地や、前席の背に磁石で固定できる充電式の字幕ガイド端末などが特徴的。1階客席は、座席の横幅を約3cm、前後を約6cm拡げ、ゆったり座れるサイズに改善する一方で、背部分にメッシュ構造を採用したことでイス全体をスリムに。足元まわりや客席の前後間隔にゆとりを生んでいます。日本の舞台芸能を受け継ぐ、格式ある劇場。伝統様式を踏襲しながら最新技術を融合する歌舞伎座GINZAKABUKIZA所在地:東京都中央区銀座4-12-15竣工年:2013年設計:三菱地所設計、隈研吾都市建築設計事務所施工:清水建設規模:地下4階・地上29階(GINZAKABUKIZA)敷地面積:6,996m²(GINZAKABUKIZA)延床面積:93,530m²(GINZAKABUKIZA)納入席数:1,816席主なオカムラ製作什器:ホールイス(特注)115
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劇場・ホール2341.外観は瓦屋根や欄干等、建て替え前の左右対称のファサードを再現。劇場よりも更にセットバックした位置に複合オフィスビル「GINZAKABUKIZA」が建つ。2.舞台と客席の距離が近く、水平性の強い客席のつくりや、内装の意匠、更にメインエントランスから客席への動線や2〜4階席、桟敷席などの構成等、ファンや役者に長年親しまれていたことに配慮し、可能な限り建て替え前の姿を踏襲している。3.前座席の背板に字幕ガイド端末を設置することも可能(ポータブル字幕機→P.70参照)。4.客席イスの張り地には、鳳凰丸の定紋が金糸であしらわれている。協力:松竹株式会社/株式会社歌舞伎座写真:株式会社ナカサアンドパートナーズ16

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