オカムラ・日本の木プロジェクト 事例集Vol.1 18-19(18-19)

概要

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ケヤキの美しい板目が現れている一枚板をツキ板に仕上げ、天板と幕板にあしらった木質感あふれるテーブル。目弾き塗装により、触れるだけで木の導管を感じることもできます。村のスギをツキ板に仕上げ、活用した記載台。ケヤキとは見た目も肌触りも大きく異なるが、これもまた村の生活とは切り離せない木です。スライスしたツキ板から家具として最も美しく見えるものを丁寧に選別。厳選されたツキ板を天板と幕板の表裏に練り付け、全体の色味やツヤを見比べながらウレタン塗装にて均一に仕上げ、乾燥させます。村の人々の温かさや自然のぬくもりを感じられる会議用テーブル。朝日村役場は、施設の建設にあたり地元の方々が、村のために自らが育てた木をぜひ使って欲しいと寄贈された木材を活用しています。家具用材として広く親しまれている大木のケヤキやスギをツキ板にスライスして活用。村の人たちのぬくもりが伝わる、温かな空間が広がっています。村民寄贈の木材が、人の温かさを感じさせる役場。所在地:長野県東筑摩郡朝日村活用木材:ケヤキ(朝日村産)・カラマツ(朝日村産)使用方法:ツキ板家具:サイドフォールドテーブル・記載台ポイント:村民から寄贈して頂いたケヤキを一枚板のツキ板にして製作朝日村役場納入事例1417
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一見、丸太から切り出した角材で構成されたベンチに見えるが、含水率を緻密にコントロールした材を縦横に細かく集成。そうしてできた角材により、材の安定性を高めています。林齢の違いによる材の特性を調べるため、大中小と同じ太さの丸太のみを集め試験を行います。個々の材の特性を見ながら、丁寧な製材を行います。緻密な乾燥を施した板材。対に現れる節は、トドマツの特徴です。製作した集成材の強さを強度試験で検証します。八雲演習林材を現す特性の焼き印。同じモジュールの角材のみで構成することで歩留まりを高めています。また、隙間を設けながら部材を構成することで、空気を滞らせず温湿度による材への影響を均一にし、反りや割れを起きにくくしています。これまで建築用材としての利用が難しかった、トドマツの間伐材をベンチ製作で初めて実現。日本大学様の北海道八雲演習林に生育するトドマツを有効活用しました。オカムラの乾燥技術のノウハウ、地元企業や北海道林産試験場の協力を得て、未利用木材の価値を高める画期的な家具となりました。トドマツをベンチに仕立てた、画期的な試み。所在地:神奈川県藤沢市活用木材:トドマツ(日本大学北海道八雲演習林材)使用方法:集成材家具:ベンチポイント:未利用木材の価値を高める    (乾燥が困難なトドマツを家具用材に仕立て製作した初の家具)日本大学・生物資源科学部納入事例1518

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