これからの自治体庁舎づくり vol.2 9-10(10-11)

概要

  1. エリア別ご提案/職員エリア
  1. 9
  2. 10

このページのトップへ

このページに含まれるテキストデータ(PDFから抽出された内容)

左ページから抽出された内容
9レイアウト基準の設定ユニバーサルプランの導入エリア別ご提案/職員エリア執務スペース働きやすい「場」づくりで効率もアップする、執務スペース。業務に合った家具配置を行い、働きやすい執務スペースをつくっても、機構改革や人事異動で崩れてしまっては意味がありません。働きやすい環境を維持するためには、まずレイアウト基準を設定する必要があります。デスクサイズや通路間隔はもちろん、カウンター、管理職席、打合せスペース、収納スペースなどの全庁的なスタンダードを策定することで、当初設定した働きやすい環境が維持されます。レイアウト基準に基づいてデスクなどの配置を均一にし、組織変更や人事異動があっても人とワゴンのみが動く方式の導入が一般的になってきました。レイアウトの変更にかかる「コスト・労力・時間」をおさえ、働きやすい空間をキープ![レイアウト基準の例]デスクの大きさ11人あたりデスクサイズW1200XD700通路の寸法2主動線は1.2m以上3デスクの間隔は1.6m以上収納の配置ルール4収納の前は1.2m以上5デスクの横に収納を設置6ロータイプ収納は背合わせで設置7ハイタイプ収納は壁面に設置1234567(例)A課・C課が1席ずつ減、  B課が2席増の場合A課B課C課A課A課B課B課C課C課[従来のレイアウト変更時]組織変更のたびにレイアウト変更◎デコボコのレイアウト! ムダなスペースが多い!◎レイアウト変更の工事コスト大![ユニバーサルプラン導入時]デスクを動かさず人が動く◎すっきりしたレイアウト! スペースの効率化!◎レイアウト変更の工事コスト0円!
右ページから抽出された内容
10働き方に合わせて選択できるスペースの設置エリア別ご提案/職員エリア執務スペース近年、業務内容に合わせて働く場所を選択するという考え方が主流になってきています。自治体の業務は多岐にわたり、来庁者と接する業務もあれば一人集中する業務、頻繁に打合せが必要な業務や封入作業などさまざまです。自席以外に選択できるフリースペースを設けることで、「創造性」「効率性」「モチベーション」に大きく影響し、効果的な働き方につながります。効率的に打合せができる場モニターを利用したペーパーレスのファミレス席は、資料を事前に準備しなくてもすぐにミーティングが可能。囲われ感のあるブース席で、テーブルに資料を広げた打合せもじっくり行えます。フレキシブル・多目的に使える場従来、役職者席に占められていた執務スペースの窓側部分を開放することで、打合せ、作業、昼食、休憩など、住民の目線から解放された多目的に利用できる空間になります。部門を超えたコミュニケーションが取れる場複合機や作業スペースを集約しさまざまな部署の人が集まる場所に。偶発的な会話から新たな発想も。業務の効率化コミュニケーションの活性化時間短縮スペースの有効活用ABW(ActivityBasedWorkingの略)という考え方仕事の内容や目的に合わせて、働く場所を職員が選んで働ける、執務環境のデザイン手法です。場所が変われば気持ちも切り替えやすくなり仕事にメリハリがつき効率的に業務を進めることができます。集中して業務を行うことができる場仕事に集中したい時には集中席を利用。この席にいる時は電話も取り次がない、話しかけないなどルールづくりも欠かせません。1324TOPICS滋賀県長浜市転載不可転載不可転載不可

このページのトップへ

  • キーワード検索

    • 全て
    • 現在のカタログから
  • ■カテゴリ

    • マイバインダー

      マイバインダーは空です。