ラボラトリー[研究施設]総合カタログ 2022-2023 341-342(342-343)

概要

  1. 環境制御
  2. クリーンルーム 設計資料
  1. 341
  2. 342

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クリーンルームバイオハザードケミカルハザード動物飼育環境試験装置環境制御341クリーンルームクリーンルーム設計資料気流方式単一方向流方式非単一方向流方式混流方式MixedAirflowCleanRoomトンネル方式TunnelCleanSystem垂直層流方式VerticalLaminarAirflowCleanRoom水平層流方式HorizontalLaminarAirflowCleanRoom乱流方式TurbulentAirflowCleanRoom清浄度ISO3~5(クラス1~100)ISO5(クラス100)ISO6~8(クラス1,000~100,000)ISO6~8(クラス1,000~100,000)ISO3~5(クラス1~100)稼動時の清浄度作業者からの影響は少ない上流の発塵が下流に影響する作業者からの影響があるレイアウトにより作業者からの影響が若干ある作業者からの影響が最も少ないランニングコスト高中低中中レイアウト変更容易困難容易容易困難製造装置のメンテナンスルーム内又はリターンスペースから行うルーム内又はリターンスペースから行うルーム内から行うルーム内又はリターンスペースから行うリターンスペースから行う将来の増設困難困難やや困難困難ライン毎増設可高精度空調ルーム全体制御のためやや不均衡有上流の発熱が下流に影響する不均衡有不均衡有作業エリア毎に高精度制御可能気流の流れSARASARASARARARASASARA■設計の留意点1.気流方式 単一方向流方式(垂直、水平)、非単一方向流方式(乱流)、トンネル方式があり、それぞれの特徴を考慮し使用目的に合わせ決定します。2.清浄度 清浄度は要求される使用環境により決定されます。清浄度レベルは気流方式、換気回数、室内圧力および内部機器のレイアウト等の検討により達成されます。3.レイアウト 作業性を考慮し、清浄度を満足させたレイアウト計画は人や物の出入口、通路、ユーティリティー、メンテナンス性等を総合的に検討することが必要です。また発塵の多い場合は局所排気等で隔離します。4.構造・材料 気流を乱したり塵埃が蓄積しない構造とするため、クリーンルーム内面は出来る限り平滑とし、また内装材も発塵が少なく、粒子が付着し難く、清掃が容易な材料を選択します。作業内容により耐薬品性、耐湿性、耐火性の材料を選択する場合もあります。5.付属装置 クリーンルームを構成する周辺装置として、発塵制御や圧力保持用には人の入室用の「エアーシャワー」、物品の搬出入用の「パスボックス」、室内圧力調整用の「セーフティダンパー」、物品や無塵服保管用の「クリーンストッカー」、「クリーンロッカー」、手指の洗浄・乾燥用の「クリーンハンドドライヤー」、「クリーン手洗乾燥機」等があります。使用目的に応じ導入計画をたてます。6.人と物の管理 作業者の入退室や外部からの物品の搬出入は最大の発塵源です。クリーンルーム設計時に充分な検討が必要です。7.ユーティリティー 給排水、ガス、電気等、エネルギー供給のためのユーティリティーは気流方式、レイアウトのフレキシビリティを考慮し決定します。またメンテナンス時に、清浄度の低下防止対策を考慮する必要があります。8.安全対策と非常設備 クリーンルームは密閉構造のため火災、ガス漏れ等に対する事故防止対策が必要です。また突発的な停電に対しては汚染防止のため非常用電源設備を設置する必要があります。■気流方式と特徴
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クリーンルームバイオハザードケミカルハザード動物飼育環境試験装置環境制御342クリーンルーム設計資料 ■項目注意点出入口・入口、出口は最小数とし別々に考えるべきである。(特にエアーシャワー設置時)・直接外気に面さないこと(エアーロックルーム)下足部と離すこと。・位置は下流とする(特にクロスフロー)更衣室・更衣室の空気量は多く取ること。・手洗所を付ける、多人数の場合は飲水を用意。・クリーンルーム間は少なくとも二重ドアーとすること。(エアーシャワー装置設置)・内部との通信を可とする。・必要時は休息室を設置する。搬出搬入・出来るだけパスボックスを利用。(部品)・搬入口を付ける。(大型装置)室内の配置・最小とする。単純とする。・管理事務所を外部とする。連絡法を考慮。・拡張計画。・人の移動を最小とする。・清浄気流方向と作業位置。・発塵作業の間仕切、局所排気、リターンダクト対策。室内の設備・配線・管ダクトの露出は最小とする。・照明器具は出来るだけ天井内へ。・非常口、火災報知、消化器、停電、有害ガス。・インターホン、電話。・清掃。・粒子濃度、温・湿度記録。■計画の流れ清浄度の決定温湿度の決定作業内容と使用機械の分析作業レイアウト立地条件と建築構造●耐震/防火●要求表面清浄度●経済性評価/騒音設備の選定●レイアウト変更に対する考慮●製品の温湿度特性●振動/排気/配線/配管保守・管理●清掃方法/モニタリング/教育品質管理仕様書の作成●公害対策/静電気/故障●停電■レイアウト計画

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