これからの自治体庁舎づくり vol.3 31-32(32-33)

概要

  1. エリア別ご提案/職員エリア
  2. 執務スペース
  1. 31
  2. 32

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31レイアウト基準の設定エリア別ご提案/職員エリア執務スペース働きやすい「場」づくりで効率もアップする、執務スペース。業務に合った家具配置を行い、働きやすい執務スペースをつくっても、機構改革や人事異動で崩れてしまっては意味がありません。働きやすい環境を維持するためには、まずレイアウト基準を設定する必要があります。デスクサイズや通路間隔はもちろん、カウンター、管理職席、打合せスペース、収納スペースなどの全庁的なスタンダードを策定することで、当初設定した働きやすい環境が維持されます。[レイアウト基準の例]デスクの大きさ11人あたりデスクサイズW1200XD700通路の寸法2主動線は1.2m以上3デスクの間隔は1.6m以上収納の配置ルール4収納の前は1.2m以上5デスクの横に収納を設置6ロータイプ収納は背合わせで設置7ハイタイプ収納は壁面に設置1234567ユニバーサルプランの導入基本のデスク配置を決定し画一的にレイアウトすることで組織変更や将来の変化にフレキシブルに対応します。無駄なスペースが無くなり、効率良く空間を活用できます。(例)A課・C課が1席ずつ減、  B課が2席増の場合A課B課C課A課A課B課B課C課C課[従来のレイアウト変更時]組織変更のたびにレイアウト変更◎デコボコのレイアウト! ムダなスペースが多い!◎レイアウト変更の工事コスト大![ユニバーサルプラン導入時]デスクを動かさず人が動く◎すっきりしたレイアウト! スペースの効率化!◎レイアウト変更の工事コスト0円!
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32フリーアドレス(グループアドレス)とABWエリア別ご提案/職員エリア執務スペース職員の固定席を設けずに自由な席で業務を行えるようにするオフィスの仕組みをフリーアドレス、部や課ごとで範囲を設定しその範囲の中で席を選べる仕組みをグループアドレスと言います。文書のデジタル化の推進によって業務のペーパーレス化やテレワークが進み、紙や場所に縛られない働き方が加速しつつあります。庁舎の一部をパイロットオフィスとしてフリーアドレス(グループアドレス)やABWの考え方を取り入れた執務環境を整備し、新しい働き方を試行・検証される自治体が増えています。フリーアドレス:エリア全体の中で席を選ぶ。[フリーアドレス導入のメリット]◎場所の自由度・可変性・組織変更に対応しやすい・外出等による空席の有効活用◎交流促進・組織を越えたコミュニケーションの創出◎環境の改善・効率化・机上面の整理整頓でクリーンデスクを実現・事務用品の共有化で経済的かつ効率的に運営・スペースコストの削減[フリーアドレス導入のための環境整備]・無線LANの整備・モバイル端末の導入(ノートPC、スマートフォン等)・利便性の高いコミュニケーションツールの導入・個人の書類やノートPCを収納出来るモバイルロッカーの整備・自席ワゴンの廃止(*ワゴンレス)*ワゴンレスのメリット【快適性】下肢空間が広くとれ、足元にゆとりができる。【将来性】自席に紐づくワゴンが無くなり、将来を見据えた柔軟な働き方が可能になる。【コスト】人員増減対応のための管理上の負担が無くなる。A課B課C課面積効率の向上、ペーパーレス化を促進するフリーアドレスグループアドレス:部や課ごとに決められた範囲の中で席を選ぶ。A課B課C課グループデスク(自席)マグネットスペースクイックミーティングファミレスブース集中ブースオープンミーティング業務効率や創造性の向上、職員のWell-beingを実現するABW(ActivityBasedWorkingの略)ABWとは、働きやすさや多様性に配慮した執務環境づくりの手法です。自席以外に業務の内容や目的に合わせて働く場を選択していく働き方です。

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