オフィス総合カタログ 2024 39-40(40-41)

概要

  1. 巻頭
  2. EXCECTIVE WORK STYLES
  1. 39
  2. 40

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想いを伝え合い、従業員とエグゼクティブの一体感を高める空間に経営者や役員などの企業におけるエグゼクティブは、企業のビジョンや価値観、目指すべき姿を明確にし、従業員に自分の言葉で伝えていかなくてはなりません。そのためには、雑談や会議などの従業員とのコミュニケーションを、目的に応じた適切な場所で行い、お互いの理解を深めることも大切です。また、社外の有識者からの貴重な情報や意見を取り入れ、経営に瞬時に反映させることも求められます。しかしながら、近年エグゼクティブも従業員と同様にリモートワークやオンラインミーティングの機会が増加し、対面でのコミュニケーションが減少しています。とくに「従業員とのコミュニケーションが減った」と感じている人が多く、意思疎通や意思決定における課題が出てきました。コミュニケーションを活性化させ、従業員との一体感を高めるための多種多様な機能が、エグゼクティブエリアにはますます必要になっています。エグゼクティブエリアに新しい可能性をEXECUTIVEWORKSTYLES紹介サイト39コロナ禍前後でのオフィスで行うコミュニケーションの変化従業員との定例会議従業員との偶発的なコミュニケーション(仕事関係)従業員との偶発的なコミュニケーション(雑談)■かなり減った ■やや減った ■やや増えた ■かなり増えた0%11.2%49.6%36.1%3.0%11.5%50.6%33.9%3.9%12.8%49.7%33.5%4.0%100%50%n=988出典:経営者・役員の働き方・働く場の実態調査/株式会社オカムラ/2023年今後、オフィスで頻度を増やしたいコミュニケーション(複数回答)1位従業員との偶発的なコミュニケーション(仕事関係)78.7%2位従業員との偶発的なコミュニケーション(雑談)77.7%3位役員同士の偶発的なコミュニケーション(仕事関係)74.2%4位消費者・顧客とのコミュニケーション72.9%5位役員同士の偶発的なコミュニケーション(雑談)72.7%1位従業員とコミュニケーションが取れるスペース78.0%2位役員室(個室)48.0%3位レセプションエリア(受付前の待合スペース)45.4%4位役員会議室44.0%5位応接室・応接会議室・応接ラウンジ41.9%今後、重要になると思う役員エリアの機能(複数回答)
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個室を中心としたエグゼクティブ専用スペースや、従業員とエグゼクティブがコミュニケーションをとりやすいオープンなスペースを設えるなど、エグゼクティブエリアの選択肢を広げていくことが大切です。従業員とエグゼクティブの物理的な距離を近づければ偶発的な出会いが増え、情報共有や雑談が活性化し、お互いに新たな気づきが生まれます。同時に、秘匿性の高い情報を扱うのに適したエグゼクティブ用の個室やカンファレンスルームも、引き続き必要です。オープンとクローズを適切に使い分けコミュニケーションの質を高めることが、意思決定を加速させます。エグゼクティブエリアは、エグゼクティブ個室、カンファレンスルーム、ゲストルーム、ラウンジ、レセプション、秘書・一般執務エリアから構成されます。変わりゆくエグゼクティブの働き方にふさわしい各空間の事例をご紹介します。エグゼクティブエリアの選択肢を増やすエグゼクティブエリアを構成する空間セキュリティを重視したクローズ型レイアウト• 秘匿性の高い会話や、 安全な資料保管が可能な、 広い個室• 最終合意を取るための カンファレンスルームコミュニケーションを促すオープン型レイアウト• 周囲を見渡せる コンパクトなガラス個室や、 セミオープン個室• 従業員とエグゼクティブの 交流を促すラウンジ• コミュニケーションの 目的に合わせて選択できる カンファレンスルームや ゲストルーム40執務・ミーティング・ラウンジの機能が1室にそろったエグゼクティブ個室。執務やコミュニケーションの目的に応じて、個室内のエリアを使い分けることが可能です。エグゼクティブが集い、企業の意思決定を行う大規模カンファレンスルーム。舟形天板のテーブルが意見交換を活発にし、会議の質を向上させます。壁面の大型ディスプレイで、資料共有を円滑に。執務とミーティングの機能を兼ね備えたコンパクトなエグゼクティブ個室。壁面側の電動昇降デスクで執務を行い、振り返ればすぐにミーティングテーブルにアクセスできるレイアウトです。シンプルでスマートなカンファレンスチェアは来賓をもてなしつつも気持ちを引き締めさせ、密度の濃い充実した打ち合わせや商談を導きます。エグゼクティブ同士や、エグゼクティブと従業員のコミュニケーションを促すラウンジ。カジュアルな雰囲気の設えが、心理的な壁を低くし、従業員とエグゼクティブの距離を縮めます。photo:Nacása&Partners企業の顔となるレセプションエリア。来賓が最初に目にするこのエリアは、企業イメージを反映することと、来賓をもてなすデザイン性・機能性を備えることが重要です。

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