ミュージアム美術館・博物館総合カタログ Vol.01 55-56(56-57)

概要

  1. 壁面展示ケース
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壁面展示ケース施工型の展示ケース。スペースとスペックに合わせた設計により鑑賞しやすく美しい仕上がりの展示ケースを実現します。独立展示ケースには入らない、高さや幅のある大きなものから、小さな資料まで、様々な展示物に対応できる壁面展示ケースですが、展示物の見やすい高さとガラス面の高さとして、A.展示面から4m離れた場合、最適な展示面高さは3.5m、床面から0.8mとされています*。B.この時に壁面ケースの奥行が1.5mの場合、ガラス面での視線の高さの範囲は2.6m(床面から計3.4m)となります。C.展示面から10m離れて、全体を無理なく見える展示物の高さは最大で5.6mになります*。D.この時のガラス面での視線の高さの範囲は4.7m(床面から計5.5m)になります。(*建築設計資料集より、目線の高さを床から1.5mとします。)○壁面展示ケースとガラスの高さ○シリーズ別ラインナップ・特長一覧展示物の見やすい高さ 参考文献:建築設計資料集4より27°1.5m0.9m10m4m1.5m2.5mD.視線H=4.7m0.8mA.最適展示面=3.5mB.視線H=2.6mC.最大展示面=5.6m展示物の見やすい高さ  参考文献:建築設計資料集4よりジャンル壁面展示ケースメリット(ジャンル)大型の展示物に対応する、ひとつの大きな空間を構成できる柱などの構造が少ないため、鑑賞者の没入感が高いシリーズエスポーレ→P.57スタンダード(手動)→P.58スタンダード(電動)→P.59-60イメージバリエーション→P.56開閉方法扉吊り下げ式扉戸車式手動式フラットスライド扉〇〇-電動式フラットスライド扉〇-〇メリット(シリーズ)メンテナンス性〇(リモコンで開閉可能)△〇(リモコンで開閉可能)高所作業不要要不要意匠性◎ガラスを大きく設計できる〇〇コストパフォーマンス△〇△仕様エアタイト〇(エアタイト仕様のみ)〇選択可能開口部前後移動:電動横移動:手動(60%開口)前後移動:手動横移動:手動(90%開口)前後移動:電動横移動:手動(90%開口)ガラス扉最大寸法300W×2950H2500W×2200Hオプション配線ダクト・スポットライト配線ダクト・スポットライト・視野調整パネル・ガラス前面塞ぎパネル・ライティングダクト55
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ガラス面に吸盤を取付けスライドさせます。(右イメージ)壁面展示ケースの扉は、展示物の出し入れがしやすく、正面から展示作業を行える正面ガラス扉式と、気密性を上げやすい側面扉式の2種類があります。正面ガラス扉はガラス扉を閉めた時に、ガラス面が凹凸の無いフラットな状態になる、フラットスライド扉になっています。任意の場所を扉に設定することができます。片開きのほか、両開きにも対応できるので、作業スペースを広く確保することができます。大きな美術品も正面から出し入れしやすいメリットがあります。開閉には手動式と電動式があります。扉が小さく、スチール製の扉で気密性、エアタイト性を保ちやすい点が特徴です。正面ガラスは固定のため、大きなサイズのガラスを組みやすいメリットがあります。展示ケース内で美術品の移動や展示作業を行う必要がありますので、ケースの奥行寸法には十分な注意が必要です。■ 扉吊り下げ式(エスポーレタイプ)■ 扉戸車式(スタンダードタイプ)・ガラスを上から吊り下げているので、ガラスのたわみが小さく、またガラス扉の横移動も軽く、高さのある壁面ケースに適しています。・本体のメンテナンス扉とガラス面の段差がほぼなく、また固定面と扉面のガラス一面もフラットで、鑑賞しやすく、美しい仕上がりになっています。・ガラス扉の前後移動を電動で行うため、一人でも安全に短時間で、開閉作業が行えます。 ※手動タイプもあります。(ガラス扉最大寸法:2400H×2400W)・展示床面を低くできるので、天井高があまりない展示室でもケース内を高くとることができます。※低床タイプでは下部メンテナンス扉は設けられませんので、扉の電動操作はリモートコントローラーで、調光等の操作はカバー付の巾木部分で行います。調光・調色をリモートコントローラーでの遠隔操作にすることもでき、離れた位置から確認をしながら調整できます。・ガラス扉は戸車式(下加重)のため、ガラスサイズに制限があり、比較的高さの小さめの壁面ケースに適しています。・ガラス間口幅(扉幅)に対し90%まで大きく開口をとれます。(エスポーレは開口率60%)・上下メンテナンス扉を開けて扉を操作する手動式と、上部メンテナンス扉と扉の開閉を電動で行うタイプがあります。 ※フラットスライド扉のガラス面は上下メンテナンス扉より奥まった位置になります。■ 正面ガラス扉(フラットスライド扉)※「エスポーレ」「スタンダード」両タイプに採用しています■ 側面扉※レイアウトにより設置可能[手動式]主な操作方法:上下のメンテナンス扉を開ける→扉固定装置を外す→ガラス扉を前面に引き出す→横にスライド→扉を開ける作    業:2名以上(脚立が必要)操作について:レールとローラーがあるため、扉の横スライド移動は一人でも容易に行えます。(上部にローラーがある吊り下げ式と、下部にローラーがある下部戸車式があります。)作業はガラス面に吸盤を固定して行います。[電動式]主な操作方法:上部メンテナンス扉を開けずに、または電動で開扉する。次にフラットスライド扉を電動で引出し、横移動は手動で操作する。作    業:1名でも、安全に素早く扉開閉作業が行えます。操作について:「壁面や巾木部分にコントローラーを差し込んで遠隔操作を行う方式」や、「下部のメンテナンス扉内のスイッチで行う方式」などがあります。下部戸車式扉には「電動で上部メンテナンス扉を開ける→同時に扉を前に移動する」といった「2動作電動式タイプ」もあります。いずれの場合も、停電時は手動で開閉できることが可能です。○扉と開閉について○バリエーションと特長60%MAX2950H1700H90%MAX2200H1700Hエスポーレタイプ(ガラスとスチールの接合部)スタンダードタイプ(ガラスとスチールの接合部)上下メンテナンス扉を開ける56展示|壁面展示ケース

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