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65霧島酒造株式会社納入事例島バイオテクノラボ■プロジェクトデータ所在地:宮崎県都城市下川東4-28-12016年6月完成・運用開始1広々としたスペースが確保されている検査空間。将来の環境変化に対応できるよう、フレキシビリティな什器や収納力のある什器を設置しています。4機能性と耐久性にすぐれた最新鋭の実験台、クリーンベンチが設置された研究スペース。ワゴンは収納以外に、サイドテーブルとしても使えます。3原材料などの成分分析や、同定を行うスペース。各種分析機器を設置する電動昇降実験台が並びます。2洗練されたデザインと高い安全性が特長のヒュームフード。123455人をやさしく包みこみ、リラックス感を醸しだすカラフルな間仕切り。67気軽に集まりミーティングができる少人数での打合せスペース。昇降テーブルは、立ちスタイルでの打合せや作業も可能です。8グリーンと白でカラーコーディネートされ、明るくモダンな雰囲気の執務エリア。678
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66環境整備された新施設で、時代が求める本格焼酎の味わいを追求今回新設した目的は、酒質開発本部の活力アップです。スタッフの増員により施設が手狭になったことや、各部門との連携強化のため各所に点在していた施設を集約する必要があったことが背景にあります。研究開発部の主な業務は新商品の開発と、既存の本格焼酎の味わいを現代人の嗜好に合わせて調整していくことです。焼酎の旨さをさらに進化させることと、飲み飽きない美味しさを探求し続けることをミッションとしています。新しい施設の空間づくりの一番のポイントは、研究・作業内容ごとに実験室を分けたことです。一連の研究・作業をどういう流れで行うと効率がいいか検討を重ね、各セクションを部屋割りしました。最新鋭の什器や機器が設置された各部屋は、ゆったりとしたレイアウトで、動きやすい動線が確保されました。執務エリアは、グリーンを基調としたカラーリングで爽やかさを演出しました。実験エリアとの仕切りを視界の通るガラス張りにし、どちらのエリアからも人の存在が感じられるようにしたのもポイントです。ゆとりある機能的な検査スペースで、効率性がアップ品質保証部では、本格焼酎の原料である芋、米、水の検査をはじめ、原酒、製品検査など、出荷まで何段階もの検査を行っています。新施設に部署が集約したことにより打合せ準備に要する時間が短縮し、コミュニケーションもスムーズにできるようになりました。執務エリアに設けられたミーティングルームや少人数での打合せスペースも、部署間の交流を促すのに役立っています。作業別に分けられた、最先端の設備を導入した検査室は什器をゆったり設置したゆとりある空間で、快適に検査や調査が行えます。また、収納力のあるワゴンをフロアに多数設置することで、これまで収納スペースが少なかった不便な環境を改善。書類や備品などがすべて片付き、天板の上が広く使えるので効率よく作業が進められ、検査の効率性のアップにも繋がりました。これからは、より高度な検査体制を確立することを視野に入れ、日々の業務を行っていきます。開放的で機能的な施設で、コミュニケーションの活性化を実感新しい施設は大幅にイメージが変わりました。どちらかというと以前は無味乾燥な印象だったのを変革しようと、実験台や執務机などの什器も、機能性に加えデザイン性も高い製品を選択したので、全体的に明るくスマートなイメージの空間が実現しました。実験室は動線計画がしっかりとなされ、動きやすいスペースとなっています。最新鋭の実験台は機能的で使いやすく、快適に研究や作業が進められます。また、実験台試薬棚の仕切り板がなく、フロア全体が見通せます。他の研究者の様子も分かるので声が掛けやすく、実験についての情報交換もスムーズに行えるようになりました。執務エリアは人が集まりやすくレイアウトされています。エリアの一角に設置されたカラフルな間仕切りは、リラックス空間としてだけでなく、少人数でのミーティングや、外来者との打合せスペースとしても利用でき、研究者どうしの他にも、さまざまなコミュニケーションが生まれています。(2016年取材)本格焼酎への熱い情熱が往き交う、先進的で快適な研究・検査スペース9余裕をもたせたレイアウトの実験スペース。変化する実験にも柔軟に対応できる、さまざまなタイプの実験台が並びます。企業ポリシーが掲げられたユーティリティカラムが空間のアクセントになっています。河野邦晃課長工学博士酒質開発本部研究開発部吉田恵梨歌醸造技術研究係酒質開発本部研究開発部仲井俊裕品質検査係主任環境計量士(濃度関係)酒質開発本部品質保証部9転載不可転載不可転載不可
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