国産材を使う家具づくり 7-8(8-9)

概要

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7反りや割れが起こりにくい加工を施したオカムラの木材を活用し木の特性をご存知ないお客様にも安心・満足して使っていただけるような高品質な家具をつくることで国産木材への信頼度を高め、木材活用の定着を目指します。『できるだけ反らない!』『できるだけ割れない!』 高品質な家具づくりで国産木材活用を定着していきます。スギやヒノキは、昨今の国産木材活用や地域木材活用において、これまで家具用材として使われていなかった材種のため、家具用材としての製材や乾燥を行っているところがほとんどなく、規格も流通材もありませんでした。その結果、『反るのが当たり前』『割れるのが当たり前』という言葉が決まり文句となり、きわめて不安定な材を使用しての家具製作が多くなされてきました。オカムラではこれを打破するため、材の選定・製材・乾燥・加工方法の研究を重ね、『できるだけ反らない!』『できるだけ割れない!』材を用い家具製作を行うことを基本的スタンスとし、独自の技術を培ってきました。個々に性質が異なり吸湿性もある天然木ですので『絶対に反らない』『絶対に割れない』という材はできませんが、反りや割れの不具合が起こるリスクを可能な限り低くしているのがオカムラの木材、そしてオカムラの木製家具づくりです。
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8間伐材パーティクルボード■高硬度塗装針葉樹用に開発された塗料で、木材の表層を硬質化して耐衝撃性を高めると共に、表面硬度を高めて、打痕やキズをつきにくくします。さらに新型UV塗料の採用によって量産性と性能の安定を図っています。■乾燥技術高度な乾燥技術により材の1本1本にいたるまで徹底した含水率管理と、新しく構築した乾燥技術を融合させ、スタンダードな素材とご指定の地域材を、反りや割れのリスクが極めて低い安定した材にします。■反り止め針葉樹無垢板用に開発した反り止め金具を使用するなど、木材の種類や状態に合わせ、木材の伸縮に追従しながら板全体の反りを抑えます。【特許出願中】■木をふんだんに余すことなく使う「HAGI」は、複数の木端を接着し、必要に応じた幅の木材を作り出す「矧ぎ構造」により、木質資源を無駄なく最大限に利用することを可能にし、さらに高い耐久性と優れた意匠性を実現しました。極めて歩留まりが高い製法の「HAGI」を筆頭に材の有効活用に努めています。■国産材を積極的に利用する素材木を小さなチップにしてから固めた木材「パーティクルボード」は、木材の弱点である硬度や表面の平滑性において優位性を獲得することができる材です。国産の間伐材を使用しながらも、オフィス家具の材料として十分な性能を備えたパーティクルボードを利用し、国産材の積極的な活用に取り組んでいます。オカムラでは提携先である鹿児島県産の飫肥杉をはじめ、全国各地の市町村材まで仕入れ可能なルートを構築しています。建材用に量産されたスギやヒノキを、精密加工が要求される家具用材として使いこなすための技術があります。技術無駄なく使う流通ルート

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