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YAABlendingFurniture効率的なだけではない空間が、人の気持ちのゆとりをつくっていくCREATOR’SVOICE2オフィスや商業空間、住宅などの内装設計を軸に活動されているFLOOATのデザインディレクター吉田裕美佳さん。空間だけなく、家具の選定やスタイリングなど、隅々にまで精緻な品質を行き届かせることで「居心地の質」を高める仕事を手がけていらっしゃる吉田さんに、YAAの新しさや魅力をうかがいました。働き方の多様化がますます進んでいますが、企業からはどのようなオフィスのデザインを求められることが多いでしょうか。どの企業からも一貫して求められるのは「コミュニケーション」です。コロナ禍の影響でコミュニケーションが希薄になったという理由もありますが、それ以前から組織内の情報共有など社内の交流を活性化させたいという声は変わらずありました。近年は、リモートワークを推奨する流れも少しずつ変わってきていて、オフィスに社員を集めたいという要望がとても多いです。なるべく社員が孤立しないようにしたい、人と関わりあう中でアイデアを見つけ出してほしいと企業の方々は考えているのだと思います。コミュニケーションが生まれるオフィスを考えられてきた吉田さんから見て、YAAにはどんな印象をお持ちでしょうか。コミュニケーションするための家具の中でも、新しいかたちだと感じました。適度に仕切られていて安心できる空気感をつくりつつ、ひとりひとりに踏み込んでいける空気感もつくれる。コックピットののような閉じた場所で働いている人にはなかなか話しかけにくいですが、YAAは外側からも内側から
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31吉田さんがデザインした三井物産都市開発本社オフィス。古びない家具が丁寧に選定されている。YAAは働く姿勢にあわせて1870 〜970 mm の4 段階の高さを選ぶことができる。も気軽に声をかけやすい構造になっていると思います。オフィス空間をデザインしていく上で常に考えているのは、古びていくものを置きたくないということです。最初はオフィスがきれいでも、劣化しやすい家具を置くとだんだんと古びた部分が目に付き始めます。そうするとオフィスを雑に扱う人も増えてきて、空間全体の質が落ちていく。だから普段の仕事でもそういうものを置かないようにしているのですが、YAAは丁寧につくり込まれているので何年も質が保てるのだろうなと思いました。エッジのディテールや塗装のシボ感など、細かいところまで気が使われていると感じます。高低差や曲線といったYAAの特徴は、オフィスづくりにおいてどんな機能や効果を発揮するでしょうか。空間の奥行き感をつくる上で、高低差はとても大事です。
オフィスのレイアウトはどうしても均質になりがちで、特に同じ高さのものが続くと空間の広がりが感じられにくくなるため、どれだけ高低差でリズムやズレを生み出していくかが重要になっていきます。YAAは4つの高さが自由に選べますし、単独で使うものではないので他の家具との高低差もつくりやすいです。特にオフィスの中で一番使われるデスクはある程度高さが決まっているため、そこをベースにしながら視界を遮らない 1800〜720 mmくらいの間で何を置くかを考えると、バランスよく奥行き感や空間のおもしろさが広がっていくと思います。空間に「隙間」をつくることができるのもYAAの魅力だと思います。従来のパーティションはただ仕切るためだけに使われていて、距離を離しながら置くとつながり感が途切れてしまいがちでしたが、YAAは独特な曲線によって連続性が感じられるので、間隔を空けてレイアウトしても空間に一体感が生まれます。隙間があると、人の動線が増えたり、気軽に話しかけやすい雰囲気は高まりますよね。空間効率を高めるためにきっちり組んでいくことが求められるオフィスにおいて、ソファ姿勢座位姿勢立位姿勢187015701270970
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